ND速写ストラップAN-SBR2を使ってみた

Yuga Kurita Nikon AN-SBR2 Black Rapid Quick-Draw Strap _9E53013jpg AN-SBR2に装着したカメラでダイヤモンド富士を撮影する筆者

10/21に日本でもND速写ストラップAN-SBRが発売になりました。私はいち早くこの製品を入手して、すでに一年近く使用しています。良い機会ですのでレビューを書いてみました。この製品を使用するまではカメラに付属する通常のストラップを使用していましたが、これに慣れるともう戻れませんね。

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秋の行楽は富士五湖エリアに限る5つの理由

Yuga Kurita Kawaguchiko Fujisan Maple Trees_KS14974Nikon D600 + AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED
Nov 8, 2013 at Kuwazaki, Lake Kawaguchi

秋の行楽はどこに遊びに行こうかとお悩みの皆さんには、私が住んでいる山梨県の富士五湖エリアをお勧めしたいです。以下に5つの理由を挙げましょう。

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青い池と緑の渓谷

1週間ほど北日本を旅行してきた。北海道だけ廻ってくるつもりだったのだが、北海道はずっと雨予報だったので早めに離脱して、青森と秋田を少し見てきた。こんな自由気ままな旅は車に限る。今回は納車されたばかりのスズキハスラーを駆って青森からフェリーで函館に渡った。

Yuga Kurita Biei Blue Pond Aoike_4E00036Nikon D800E + SIGMA 24-105mm f/4 DG OS HSM

その後、洞爺湖周辺を廻って室蘭でGoogle+4周年記念フォトウォークに参加したが、酷く雨が降っていたので早々に切り上げて美瑛に向かった。良い作品が撮れる予感があればずぶ濡れになるのもやぶさかではないが、基本的に濡れたくない。自然には勝てないのでとにかく逆らわない主義だ。室蘭自体はフォトジェニックで魅力的な街だった。道の駅のソフトクリームも凄く美味しかった。また行きたい。

ずっと雨模様だった今回の旅行で一番天気が良かったのが、美瑛に滞在した6/28だった。いろいろ廻ってみたが、とりあえず有名な青池にも寄ることにした。現像で派手に色つけてるんじゃないの? なんて疑念を示す人もいたようだが、本当に青かった。

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復活のガネーシャ

私の二回目の個展『富士物語|自然の聲』が盛況のうちに幕を閉じ、二週間に渡る私の東京での生活も終わった。私にとっては年に一回の個展が一つの区切りのようになっているので、夏至が元日のようなものだ。

DSC03307Sony Alpha 7 + Canon New FD 50mm f/1.4 via a mount adapter

家に帰ると、個展が始まる前に注文していたオーダーメイドの額がちょうど届いた。額に収めるのは布に描かれたガネーシャの絵なのだが、これは約20年前にインドのプシュカルという町で買ったものだ。長期放浪旅行中だったのでなるべく余計なものは買わないようにしていたのだけど、4000ルピーで職人が手描きで作ってくれるというので頼んでみた。

インドに行くと観光客はみんな騙される。特に日本人はカモにされる。ある程度長期滞在しているとふっかけられるのに慣れてきて、インド人を信用しなくなるのだが、私はこの町に来る前にヴィパーサナという瞑想をやっていたので、すっかり心が浄化されていた。この時期は人を疑うことができず、ホイホイと言い値でいろいろな物を買ってしまったのだが、そのうちの一つがこのガネーシャだ。

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富士物語|自然の聲

yuga_2015fuji

栗田ゆが写真展 

富士物語|自然の聲

自然に意思はあるのだろうか?自然の声を聞いてみたくてカメラを抱えて駆けずり廻った。ファインダーをのぞいていると自分の中で何かが聞こえた。そうだ、僕たちはみんな自然なんだ。ただ忘れているだけだった。 / 栗田ゆが

栗田ゆが写真展

富士物語|自然の聲

会  期 6 月6 日[ 土] – 21 日[ 日] open 11:00-19:00

入場無料 会期中無休

会  場 Island Gallery

東京都中央区京橋1-5-5 B1 tel / 03-3517-2125

協  賛 マルマン株式会社 Canson Infinity

作家全日来廊

関連イベント

YouTube Live Talk 予定(6/6[土])

NiSiのニコン14-24mm用フィルターホルダーを試してみた

Yuga Kurita NiSi Half Grad 14-2430 sec. LE shot at sunrise. Nikon D800E + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED + NiSi Filter Holder + Soft Nano GND8 (0.9)

ニコンのズームレンズの中でも広角ズームのNikkor AF-S 14-24mm f/2.8G EDはとりわけ優れた銘玉だと思う。解放から十分にシャープで14mmで得られる画角は圧倒的だ。ただし、前玉が飛び出ているために通常のフィルターを装着することができない。この辺りが気になって使っていない人もいるかもしれない。

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ぶらりスナップ撮り歩き in 川越

DSC03153Sony Alpha 7 + Canon New FD 50mm f/1.4

小さなオールドレンズを付けた小さなミラーレスカメラでぶらりと散歩しながらスナップ写真を撮るのは楽しい。

DSC03159Sony Alpha 7 + Canon New FD 50mm f/1.4

近頃はプリントの販売が重要な活動になったので、気合を入れて販売可能なレベルの「作品」を撮りに行くことが多い。しかし、写真を撮ること自体を楽しむというのが自分の原点だったはずだ。パンフォーカスの写真ばかり撮るのにも少し疲れてきた。たまにはボケたい。というわけで、埼玉県こども自然動物公園でマヌルネコを観た後に、ぶらりと川越を散歩してみた。

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冬の撮影で一番大切なものは? もちろん、手袋!

Yuga Kurita Nikon Photographer's Gloves_DSC1441Nikon D5300 w/ AF-S Nikkor 85mm f/1.8G

綺麗な写真が撮りたい! と思った人がまず購入するのは、デジタル一眼レフカメラ本体とキットレンズだろう。初心者のうちはスペックの意味を理解できないので、「入門機」「プロ機」などというカテゴリーを頼りに購入する。少し経験を積むとレンズの重要度を理解して、明るいf値の単焦点レンズを購入したりする。クリップオンストロボ、三脚、専用Lプレート、アルカスイス雲台・・・ 徐々に、初心者の頃には用途すら理解できなかったものにまで手を出していく、そうやって、ステップアップしていった結果、最後にたどり着くのはなんだろうか? そう、手袋とストラップである。

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厳しくも美しい南アルプス(後編)

Yuga Kurita Mount Fuji from Southern Alps Akaishi Mountains Mount Eboshidake Nikon_4E04130Nikon D800E w/ AF-S Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5G ED

このポストは後編です。前編はこちら。

吹雪いてきて視界がなかったので、下山したのだが、40分ほど降りたら急に晴れだした。頂上に戻って富士山を撮影するのか、それともこのまま下山するのか、僕は選択を迫られた。もう13:00だ。冬至が近く日は短い。あと3時間半で日の入りである。頂上に戻って夕焼けを狙うなら、山頂近くに一泊しないとならない。僕は迷った。一度「帰るモード」に入ってしまうと、また攻めるという気分になかなかならない。当たり前だが、何の保証もないのだ。山頂に戻っても、また曇りだして富士山は見えないかもしれない。ふと空を見上げると、薄い雲がすごい勢いで流れていく。時折、太陽の光を浴びて虹のように輝くのが美しい。

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厳しくも美しい南アルプス (前編)

Yuga Kurita Mount Fuji Southern Alps December Winter_DSC0785Nikon D5300 w/ AF-S Nikkor 50mm f/1.8G

最近の富士山撮影熱は過熱する一方のようで、車ですぐ行ける有名な撮影スポットに行くと大勢のカメラマンがいる。もちろん、良い人も多いのだが、残念ながら「富士山好きに悪い人はいない」といえる状態ではない。スポットがちょっと有名になると、ゴミが散乱する。私は撮影スポットのゴミをしばしば拾って帰るが、きりがない。完全に無名のスポットが知る人ぞ知るマイナースポットになると、ゴミが一気に増える。メジャーなスポットは流石に周りの目があるので捨て難いのだろう。心が醜い人間は誰も見ていない時に本性を表すものだ。ずいぶんと後ろから広角で撮影して、前に人が来ると怒る人もいる。最初に来たからといって、場所を独占しても良いというものではないと思うのだが、譲り合いの精神というのが無いらしい。更には、後から来ておいて、後ろから広角で撮りたいからそこをどけ、とか言い出すちょっと信じられないメンタリティの人もいる。人のヘッドライトやペンライトが少しあたっただけで、激怒して怒鳴りだす人もいる。高齢者のほうが道徳的だったのは、昔の話です。

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風景写真家 栗田ゆが