山中湖村は富士山の北東に位置し、冬場にはダイヤモンド富士が見られるます。山中湖は富士五湖で一番大きく、標高も一番高い（980m）ので冬場には冷え込むことでも有名です。冬場に車で来る場合は必ずスタッドレスタイヤを履いて、防寒対策をしっかりした上でお越しください。
1. 長池親水公園
無料の駐車場完備なので車で来た時に最もアクセスしやすい場所です。駐車場は２つに別れています。ちょっと分かりづらいですが、駐車場１と駐車場２の中間地点あたりの道路を挟んだ内陸側にトイレもあります。
ここから見る富士山は裾野まで遮蔽物がないので、個人的には山中湖から見る富士山の中でも一番好きです。
ダイヤモンド富士は11月4日〜11月9日の15:40前後と2月2日〜2月7日の16:15前後に見ることができます。この時期はとりわけ混雑するので早めに到着するようにしましょう。詳細な場所については着いたら人だかりができているので、わかると思います。
空いている時間に一人で富士山を眺めたい方は月が明るい晩もおすすめ。特に富士山が冠雪している時期の満月の晩は夜でもはっきりと見ることができます。
２. 山中湖交流プラザきらら
駐車場代として300円ほど徴収されますが、ここからも富士山がきれいに見えます。駐車場は２つありますが、富士山目当ての方は第二駐車場のほうが使いやすいでしょう。また、逆さ富士が見られる可能性は上記の長池親水公園よりも高いです。トイレは有料の場所だけあって綺麗です。
Sweet Love ShowerとMt. Fujimakiという２つのロックフェスの舞台でもあり、その他もろもろのイベントが開催されます。イベントの時期は村営の駐車場は使えなくなり、周囲の空き地が高額駐車場と化すので富士山の撮影や鑑賞が目的の方はずらしましょう。
また春には桜と富士山を一緒に見ることもできます。山中湖村の開花の時期は富士北麓でも遅く４月下旬になることが多いです。毎年変化するのでその都度確認しましょう。Twitterで私をフォローしてくれればわかると思います。
ダイヤモンド富士は10月25日16:05と2月16日16:34に見ることができます。前後数日はきらら近辺で見れるので、きららを起点にして人だかりを見つけて合流すれば撮影することができます。
3. 三国峠パノラマ台
山中湖を見下ろす高台で、壮大なパノラマビューを誇ることからパノラマ台と呼ばれています。精進湖の付近にもパノラマ台と呼ばれる場所があるのですが、今となってはこちらのほうが圧倒的に有名になりました。駐車場は小さいので、朝夕に撮影する場合は余裕を持って早めにつくようにしましょう。駐車場には仮設トイレがあります。
ダイヤモンド富士は10月17日16:20頃と2月23日16:48頃に見ることができます。パノラマ台の上にもいくつかビューイングポイントがあります。
4. 花の都公園 清流の里
季節折々の花を富士山とともに鑑賞できる公園です。トヨタ・アクオスのCMが撮影された場所の１つです。ゲート内のエリアは入場料を取られますが、外側は無料で利用できます。駐車場は300円。トイレは園内になります。
路上駐車が多いのですが、交通の妨げになりますからお控えください。これは村の方にも問題があって、駐車場が開いている時間が短すぎます。どうせ機械式なのだから24時間対応にしていただきたい。また、第二駐車場をシーズンオフにも開放したら良いのではないかと思っています。朝夕の撮影の場合は駐車場が使えないことが多いので、結果として路上駐車をする人が増えてしまっています。
入場料は季節によって変化します。詳しくはこのページを御覧ください。大人の場合、ハイシーズンは500円、ミドルシーズンが300円、ローシーズンが無料と言った感じです。冬場はお花の代わりにイルミネーションを見ることができます。
ダイヤモンド富士は11月30日〜12月7日の15:20過ぎと1月3日〜11日の15:40前後に見られます。ダイヤモンド富士のシーズンにはお花は咲いていないし、イルミネーションが点灯する時間でもないので、雪景色のときが一番絵になるでしょう。
近年、畑の中に入って撮影したり自撮りする人が増えているようですが、畑を踏み荒らすのはやめましょう。
5. 大池浜（白鳥スポット）
山中湖村から委託された餌やり担当のおじさんが軽トラでやってきて餌をまく場所なので、白鳥に遭遇する可能性がひときわ高い場所です。
駐車場はないので、山中シャレー前の村営の駐車場または長池の駐車場から歩いていきましょう。
ダイヤモンド富士は11月12日15:33と1月29日16:02に見ることができます。その前後もちょっとずれたところから見られます。
6. 平野湖畔
交流プラザきららの直ぐ側です。ここは直接車で乗り入れて撮影できるので、数メートルすらも歩きたくないという人に人気のスポットです。
富士山の右側の稜線に岬がかかってしまうのですが、入り江になっているので逆さ富士が見える可能性がかなり高いスポットです。
ダイヤモンド富士は10月28日16:02分と2月14日16:33分に見ることができます。その前後の日もほぼ同じポイントで見れるので、ここを起点にして撮影できます。