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秋の行楽は富士五湖エリアに限る5つの理由

Yuga Kurita Kawaguchiko Fujisan Maple Trees_KS14974Nikon D600 + AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED
Nov 8, 2013 at Kuwazaki, Lake Kawaguchi

秋の行楽はどこに遊びに行こうかとお悩みの皆さんには、私が住んでいる山梨県の富士五湖エリアをお勧めしたいです。以下に5つの理由を挙げましょう。

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厳しくも美しい南アルプス(後編)

Yuga Kurita Mount Fuji from Southern Alps Akaishi Mountains Mount Eboshidake Nikon_4E04130Nikon D800E w/ AF-S Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5G ED

このポストは後編です。前編はこちら。

吹雪いてきて視界がなかったので、下山したのだが、40分ほど降りたら急に晴れだした。頂上に戻って富士山を撮影するのか、それともこのまま下山するのか、僕は選択を迫られた。もう13:00だ。冬至が近く日は短い。あと3時間半で日の入りである。頂上に戻って夕焼けを狙うなら、山頂近くに一泊しないとならない。僕は迷った。一度「帰るモード」に入ってしまうと、また攻めるという気分になかなかならない。当たり前だが、何の保証もないのだ。山頂に戻っても、また曇りだして富士山は見えないかもしれない。ふと空を見上げると、薄い雲がすごい勢いで流れていく。時折、太陽の光を浴びて虹のように輝くのが美しい。

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厳しくも美しい南アルプス (前編)

Yuga Kurita Mount Fuji Southern Alps December Winter_DSC0785Nikon D5300 w/ AF-S Nikkor 50mm f/1.8G

最近の富士山撮影熱は過熱する一方のようで、車ですぐ行ける有名な撮影スポットに行くと大勢のカメラマンがいる。もちろん、良い人も多いのだが、残念ながら「富士山好きに悪い人はいない」といえる状態ではない。スポットがちょっと有名になると、ゴミが散乱する。私は撮影スポットのゴミをしばしば拾って帰るが、きりがない。完全に無名のスポットが知る人ぞ知るマイナースポットになると、ゴミが一気に増える。メジャーなスポットは流石に周りの目があるので捨て難いのだろう。心が醜い人間は誰も見ていない時に本性を表すものだ。ずいぶんと後ろから広角で撮影して、前に人が来ると怒る人もいる。最初に来たからといって、場所を独占しても良いというものではないと思うのだが、譲り合いの精神というのが無いらしい。更には、後から来ておいて、後ろから広角で撮りたいからそこをどけ、とか言い出すちょっと信じられないメンタリティの人もいる。人のヘッドライトやペンライトが少しあたっただけで、激怒して怒鳴りだす人もいる。高齢者のほうが道徳的だったのは、昔の話です。

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赤石岳に登って、ニホンカモシカに遭遇した!

YUGA KURITA Japanese Serow_9E40668Nikon D800E w/ SIGMA ART 24-105mm f/4 DG OS HSM

ニホンカモシカは言うまでもなく特別天然記念物である。僕は今まで、一度も野生のカモシカを見る機会がなかった。富士山の麓に住んで、富士山撮影三昧の生活を送っているので、鹿はよく見る。しかし、カモシカは一度も見たことがなかった。この写真は南アルプスの主峰である赤石岳から降りてきて、車で家に帰る途中で撮ったものだ。

赤石岳へは通常、椹島(さわらじま)という場所から登る。しかし、この椹島は一般車の通行が禁止されている東俣林道を通らないとたどり着かない。一般人が椹島まで車で行くには、東海フォレストの経営するロッジに泊まって、その送迎バスに乗せてもらうしかない。しかし、赤石岳の登山道にある東海フォレスト経営の赤石小屋はすでに閉まっているので、意味もなく椹島に一泊しないとバスに乗れない、という厳しい状況だ。一般車両の通行を規制するなら、すべての登山者に開放されたバスを用意すべきだと思う。結果として、僕は畑薙ダムの横のゲートに駐車して、登山道入り口まで18km(往復で36km)林道を歩くという選択をした。18km林道を歩いてから、3120mの山に登山して、そこから下山してから、更に林道を18km歩くというのは想像した以上に辛かった。我が人生最大級の疲労度でした。
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( ゚д゚)ハッ! そうか、お彼岸か!

YUGA KURITA Mount Fuji Taikanzan Dawn_DSC7785

Nikon D5300 w/ AF-S Nikkor 18-140mm f3.5-5.6G ED VR

さて、平日だし、久しぶりに晴れそうだから箱根でも行って富士山を撮るか〜、と午前3時前に家を出て大観山に向かった。ちなみに大観山の発音は「たいかんざん」である。「だいかんざん」では無い。なんでも日本画の大家である横山大観が、ここから富士山を描くのが好きだったので「たいかんざん」になったそうだ。「横山大観すげ〜!」この話を聞いた時、私は思わず唸ってしまった。明治以降に活躍した人で、それほど大昔の人でも無い。それでも、自分の名前をこんな立派な山に残すなんて、もの凄い偉業ではないか! しかし、待てよ、じゃ横山大観が現れる前は、この山はなんて呼ばれていたの( ・ω・)モニュ? という疑問が当然湧いてくる。どうやら、この山は昔から景色が良かったので大観山(だいかんざん)と呼ばれていたそうだが、横山大観にあやかって濁らない「たいかんざん」に呼び方を変更したという説があるようだ。実際に箱根新道の「芦ノ湖大観インターチェンジ」は「だいかん」と発音するようだから、昔ながらの地名は「だいかん」なのかもしれない。しかしながら、信頼性の高そうなしっかりした情報源は探しだすことができなかった。この辺りはまた今後も調べていきたい。

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富士には月見草がよく似合う?

YUGA KURITA Mount Fuji SIGMA DP2 Quattro _P2Q0047 富士には月見草がよく似合う

Photo taken with SIGMA DP2 QUATTRO

「富士には月見草がよく似合う」という太宰治の言葉は有名になってひとり歩きしてしまった感がある。「富嶽百景」をちゃんと読んだ方はわかると思うが、富士山を背景に咲いている月見草を見た太宰が、あぁ、やっぱり富士には月見草がよく似合うなぁ、と感嘆して云った言葉ではない。実際の話はこうだ。富士吉田から御坂峠に戻るバスに乗った太宰は他の乗客たちが夢中になって富士山を見て大喜びしているシーンに出くわす。しかし、その中で老婆が一人だけ富士山とは逆側を暗い顔をしながらじっと眺めていた。俺は富士山のような俗な山に感動している大衆とは違うぞ、と太宰はすっかり老婆に共感して、同じように富士山とは逆側の窓を眺めていたら月見草が咲いているのが見えた。それで「富士には月見草がよく似合う」と云ったのである。つまり月見草と富士山を同時に見ていない。

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